長い夏休み

 4月になったとたん大学のメールアドレスに理学研究科からのメールが届くようになり、急に「組織」に所属しているという実感を突き付けられる。今までもずっと京都大学にいたことに違いはないのだが、3回生までの間は自分で授業をカスタマイズしてふらふらしていただけ。授業を欠席したとして、それを誰かに連絡する必要は一切ない(ほとんど欠席してなかったけど)。そこから急に狭いコミュニティに入れられたので、温度差で風邪をひきかけているのかもしれない。

 「大学生は長い夏休みだ」というスローガンが時折使われるが、あながち間違いではないと思う。別にずっと遊んでいても良いが、そんな奴はだいたい最終日に痛い目を見るという点も併せて。

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